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調色処理とは
真珠ネックレスを連装する場合、おのおのの珠の色が均一に揃っている事が求められるので、染み抜きした後、有機質層に薄く染料を浸透させて色を整える事を調色といいます。
真珠の美しさをより引き出す為に行われるお化粧のような処理です。
戦後、国策として厳密な品質基準のもとヨーロッパ・アメリカに輸出されましたが、白人の肌に合うピンク系が喜ばれましたので、ピンクの調色技術が発達しました。
越物のトップのような色と巻きに限りなく近づける努力の結果、素晴らしい加工技術を見事に完成させました。
巻きが薄くても見た目は同じです。
この事は後々、巻きと耐久性、照りぼけ・退色に関わってきます。
処理加工には前処理と本処理があり、前処理は真珠の表面
の照りだしするもので無穴の状態で行えます。7日から10日間位、本処理とは穴開けの後、染み抜き、漂白を行い染料による調色を施し、商品珠に仕上げます。
約1ヶ月の期間が必要です。
その細かい手法・技術は各加工会社のノウハウです。
染みの多い珠など、この本処理で驚くほど美しく変わります。
無調色とは
調色処理を行っていないこの真珠は自然の海から生まれたままの「真珠本来の美しさ」にこだわっているものなのです。
自然のままの美しさ、テリ・巻き・色相で輝き続ける真珠です。
生まれたままの真珠のボディーカラーの特性でピンク・ホワイト・シルバー・ゴールド・クリーム・ブルー・グリーンなどの色相があり、それぞれに美しい個性と光沢を持っています。
浜揚げされた珠に対する加工を基本的な「前処理」のみしか施していない<自然の美しさ>を誇る上質のパールです。
一般のパールは前処理の後に本処理・調色加工(主にピンク色)を施しておりますが、ナチュラルカラーは無調色の珠なので年月を経ても色あせることなく、代々、受け継がれるに相応しい普遍の品質です。生産量
はほんの僅か数%です。
近年、業界では品質保証書にエンハンスメント(改良・潜在的な美しさを人間の手で引き出したもの)
トリートメント(改変・本来の性質とは関係なく科学的・物理的方法により人工的に色や外観を別
のものを付け加えて無理矢理、変えたもの)の表示がされる様になりました。
当サイトでは真珠鑑別・鑑定書で巻き厚は何ミリであるかの表記と前処理のみのナチュラルカラーであるかの明示をお客様にお伝えしてこの条件を満たすアコヤ真珠のみを取り扱っております。
花珠とは
浜揚珠は無キズ無欠点の真珠から自然のキズがある下級品まで混じっています。
生産業者の品質分類で販売や評価のためにA・B二つのクラスに分けます。
「Aクラス」の上珠には無キズ・1点キズ・小キズ・小シミに分け
「Bクラス」の下珠またはスソ珠には大キズ・大シミ・バロック・薄巻きが入ります。
上珠の中で一番上位にあるのが「花珠」で、色はピンク系で巻きが厚く、光沢も良く
キズがどこにもなく、真円であることが条件です。
花珠はきわめて少なく、真珠養殖場によってはほとんど揚がりません。
業界では小さい針の先でついたようなキズは「真珠のエクボ」と称して
無キズとして扱っております。
また、花珠とは言えませんが、これに準じる「準花珠」という上珠もあります。
アコヤ真珠では厚巻・中巻・薄巻に大別し、薄巻の判定は真珠層の厚さが0.3ミリ位
を基準にしています。
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